ボーカル
マイクで歌やスキャットを入れる。
歌やスキャット(言葉のない即興)でセッションするときのつなぎ方です。管楽器とほとんど同じですが、自分の声の返り方が歌いやすさを大きく変えるので、そこだけ丁寧に書きます。
つなぐ
- マイクを、オーディオインターフェースの マイク または MIC と書いてある入力へ
- 電池もエネループも要らないスタジオ用のマイク(コンデンサマイク)なら、本体の 48V または Phantom と書いてあるスイッチを入れる。ライブでよく使う頑丈なマイク(ダイナミックマイク)には要りません
- ヘッドホンは オーディオインターフェースの出力 へ。スピーカーで鳴らすと、その音をマイクが拾って鳴き続けます(ハウリング)
- 声を出して、Feelism の画面の上に並ぶ 入力 の数字が動くことを確認する
大きさはオーディオインターフェース側のつまみで決めます。いちばん強く歌ったときに振り切れず、弱く歌ったときに沈まない位置です。
自分の声を返す
歌は、自分の声がヘッドホンでどう返るかで歌いやすさが決まります。Mix を開いて調整します。
- 自分ミックス … 最初からオンです。自分の声をヘッドホンに返します
- 返し音量 … 最初は 2.5(0〜12)。声は楽器より小さく返りやすいので、聞こえにくいときは上げてください。上げすぎると割れます
- ローカット … 声のランブルやマイクの低域が気になるときだけオン(最初はオフ)
- 返しリバーブ … 最初は 0.15。自分の返しだけに残響がかかります。0 にすると乾いた声になります。伴奏の残響とは別のつまみです
片耳だけヘッドホンを外して生声を聴くやり方もありますが、そのときは自分ミックスをオフにしたほうが、遅れの違う自分の声が二重になりません。
反応を見る
- 練習曲を開いて 再生
- 短いフレーズをスキャットで歌い、少し黙る
- バンドが返してきます(返さない設定にもできます。合いの手)
「ドゥ」「ダ」のように、頭がはっきりしたシラブルのほうが音の高さを取りやすいです。ささやき声、息の音だけ、極端なうなり声は当てになりません。
やらないこと
- スピーカーで伴奏を流しながらマイクを立てる(ハウリングと、バンドの音の混入)
- マイクを遠くに置いて部屋の残響ごと拾う(音の高さが安定しません)
- 自分ミックスをオンのまま、卓や本体の「すぐ返す」機能も大きくする(音が二重)
声が入っているのにバンドが乗らないときは 反応しない へ。