遅れる・吹きにくい
遅れを減らす手順。自分ミックスのオフと、機器の選び方。
吹いた音が遅れて返ってくると、それだけで演奏しにくくなります。原因はほとんど、自分の音がパソコンを一往復していることか、機器の選び方です。上から順に試してください。
まず自分ミックスを切る
Mix を開いて 自分ミックス のチェックを外します(キーは X)。これで、自分の音はパソコンを通らなくなります。
そのうえで、自分の音は次のどちらかで聴きます。
- オーディオインターフェース本体の Direct Monitor(Monitor、Mix と書いてある機種もあります)を入れる。本体の中で直接ヘッドホンへ回るので、遅れはほぼありません
- 管楽器や歌なら、ヘッドホンを片方だけ浅くかけて生音を聴く
これで吹きやすくなったなら、原因は往復でした。バンドの音は今までどおり聞こえます。音の高さの聴き取りも続くので、合いの手は変わりません(自分ミックスと遅延)。
機器の選び方を直す
設定 の 機器 で、音の出し入れを選びます。
- 方式 を ASIO にする。オーディオインターフェースに付属していることが多く、パソコン共有のスピーカー設定よりはっきり遅れにくいです
- 出力 と 入力 が、どちらもそのオーディオインターフェースになっているか確かめる(ASIO のときは入力は「出力と同じ」になります)
- 一度に処理する音の量(バッファ)を変えたいときは 設定 → ウインドウ → 診断 です。音が途切れない範囲で小さくします。プツプツ言い出したら一段だけ戻します
数字で確かめる
画面の上に並ぶ数字に、往復にかかっている時間(ミリ秒)が出ます。self-mix high と表示されるのは、往復が 15 ミリ秒を超えたときです。
目安は、全体で 10〜15 ミリ秒以下です。Feelism はすべてこのパソコンの中で処理します。インターネット越しの処理や、ブラウザでの再生は使いません。
それでも遅いとき
- ヘッドホンを無線(Bluetooth)でつないでいないか。無線はこの用途には向きません。有線にしてください
- オーディオインターフェースを USB ハブ経由でつないでいないか。パソコンへ直接挿してみます
- 重いアプリ(ブラウザの動画、会議アプリ、ゲーム)を閉じる
- Windows の電源の設定を、省電力寄りから性能寄りにする
- ノートパソコンで、電源につながず使っていないか
遅れではなく二重に聞こえるとき
自分の音が2つ聞こえるのは遅れとは別の症状です。音が二重 へ。まったく音が出ないときは 音が出ない・聞こえない へ。